海外販売できるECサイトの選び方|越境ECを始める前に確認したい8つのポイント
海外販売に対応したECサイトを選ぶときに確認したい、言語・決済・配送・関税・問い合わせ対応・費用など8つのポイントを解説します。自社の体制に合う売り方の選び方も紹介します。
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「越境ECを始めたい」「海外にも売れるECサイトをつくりたい」と考えたとき、最初に迷うのがサービス選びです。海外販売に対応したECサイトといっても、翻訳や決済、国際配送をどこまで任せられるかは、サービスや売り方によって大きく異なります。
この記事では、海外販売できるECサイトを選ぶときに確認したい8つのポイントと、自社の体制に合った売り方の選び方を整理します。
まず決めること:海外の注文を誰が届けるか
海外販売の売り方は、海外からの注文を誰が購入者に届けるかで、大きく2つに分かれます。
- 自社で海外へ発送する形:自社のECサイトで海外の注文を受け、梱包・国際配送・問い合わせ対応まで自社で行います。価格や配送方法を自由に決められる一方、手間と知識が必要です。
- 国内の倉庫へ送り、海外への配送を任せる形:海外の購入者向けの購入サービスと連携し、自社は商品を国内の指定倉庫へ送ります。国際配送や海外からの問い合わせはサービス側が担うため、少ない負担で始められます。
どちらが正しいということはありません。翻訳や国際配送の体制がまだない段階では2の形から始め、売れる手応えをつかんでから1の形を組み合わせる、という進め方もあります。
確認したい8つのポイント
1. 海外の購入者が読める言語で表示できるか
商品名や説明、カートの画面が購入者の言語で表示されるかを確認します。自動翻訳の機能がある場合も、サイズ・素材・注意事項など誤解されると困る部分は、翻訳後の文章を確認できる仕組みがあると安心です。
2. 海外の支払い方法に対応しているか
海外の購入者がふだん使っている支払い方法で払えるかを確認します。表示する通貨や、為替の扱いもあわせて確かめましょう。
3. 国際配送の手配と送料の決め方
自社で発送する場合は、使える配送会社、送料の計算方法、送れない国や地域を確認します。国内の倉庫へ送る形の場合は、倉庫までの送料を誰が負担するか、購入者が国際送料をどう支払うかを確認します。
4. 関税・輸入時の税金の案内
海外の購入者は、商品を受け取るときに関税や輸入時の税金を支払う場合があります。誰がいつ支払うのか、購入者にどう案内されるのかを確認しておくと、受け取りを断られるなどのトラブルを防げます。
5. 送れない商品・売れない商品の確認
食品、化粧品、アルコール、電池を含む製品などは、日本からの輸出や相手国への輸入に制限がある場合があります。サービスごとに扱える商品の条件も異なるため、売りたい商品が対象になるかを最初に確認しましょう。
6. 海外からの問い合わせ・トラブルへの対応
配送状況の問い合わせ、破損や紛失、返品の相談を、誰がどの言語で受けるかを確認します。自社で対応する場合は、返品の条件をあらかじめ明記しておくことが大切です。
7. 国内と海外の注文・在庫をまとめて管理できるか
国内のネットショップ、海外向けの販売、他社の売り場での販売と販路が増えると、注文や在庫の管理が分かれがちです。販路ごとに管理画面が分かれると、売り越しや確認漏れの原因になります。ひとつの管理画面でまとめて扱えるかを確認しましょう。
8. 費用は総額で比べる
月額料金だけでなく、初期費用、販売時の手数料、決済手数料、送料、翻訳や梱包の費用まで含めて比べます。売上が少ない時期と増えた時期で、どのプランが合うかも変わります。
自社の体制から売り方を選ぶ
| 自社の状況 | 向いている売り方 |
|---|---|
| 翻訳・国際配送の体制がなく、まず反応を見たい | 国内の倉庫へ送り、海外への配送を任せる形 |
| 海外向けの梱包・発送や英語での対応ができる | 自社のECサイトから海外へ発送する形 |
| 海外の販売店やメディアにも商品を置きたい | 自社サイトに加えて、他社の売り場と組む形 |
最初から一つに決める必要はありません。負担の少ない形で始め、売れた商品や問い合わせの多い国を見ながら広げていきましょう。
ECportで海外販売を始める場合
ECportは、自社のネットショップでの販売、他社の売り場と組む連携販売、海外のお客さまへの販売を、ひとつの管理画面でまとめて扱えるECプラットフォームです。
- 販売サイトを多言語で表示でき、自動翻訳などの多言語の機能も使えます
- 国内価格と海外価格を分けて設定できます
海外販売は、スターター(月額0円)・スタンダード・ビジネスのどのプランでも使えます。始め方と条件は海外販売のページ、料金と手数料は料金プランで確認できます。各社の公開情報を売り方ごとに並べた始め方の比較もあわせてご覧ください。利用できる内容は、プラン・商品・配送先などの条件によって異なります。
よくある質問
英語が話せなくても海外販売はできますか?
国内の倉庫へ送り、海外への配送を任せる形であれば、海外からの問い合わせはサービス側が対応するため、英語での対応がなくても始められます。自社で海外へ発送する場合は、問い合わせへの対応方法を決めておく必要があります。
個人や小さな事業者でも越境ECは始められますか?
始められます。海外に拠点を持たなくても、ECサイトを通じて海外の購入者に販売できます。まずは商品を絞って小さく始め、反応を見ながら広げるのが現実的です。
海外販売で最初に確認することは何ですか?
売りたい商品が日本から送れて、相手国で販売できるかです。食品や化粧品などは規制があるため、配送会社や利用するサービスの条件を最初に確認しましょう。
まとめ
- 海外販売の売り方は、自社で海外へ発送する形と、国内の倉庫へ送って海外への配送を任せる形に大きく分かれます。
- サービスを選ぶときは、言語・決済・配送・関税・扱える商品・問い合わせ対応・管理のしやすさ・費用の総額の8つを確認しましょう。
- 自社の体制に合う形から小さく始め、反応を見ながら広げるのが現実的です。
※ この記事は一般的な情報をまとめたものです。輸出入の規制や税金は国や商品によって異なるため、最新の情報を関係機関や専門家に確認してください。